利用シーンで選ぶ
フォークリフトには様々な種類があり、作業場所によって適したフォークリフトが異なります。
利用シーンごとの参考事例をご紹介します。
港湾
港湾では、主にコンテナの積み降ろしに用いられています。港湾内は大型のコンテナが行き交うため、積載量の大きいフォークリフトが適しています。
主に最大荷重10トン以上の大型ディーゼルフォークリフトが使用されます。
建設現場
建設現場では、主に資材の運搬に用いられています。
建設現場内は、段差や凹凸のある場所で作業を行い、重い荷物を積載することが多いため、最大荷重2.5トンのディーゼル式フォークリフトなどが人気です。
倉庫・物流センター
倉庫では、主に荷物の保管や入出荷に用いられています。排気ガスを出さないバッテリー式の利用が多いです。
また、通路が狭くスペースが限られた倉庫では、リーチタイプのフォークリフトが好まれます。最大荷重1.5トンのバッテリーカウンター式やバッテリリーチ式が人気です。
車種で選ぶ
フォークリフトには、大きく分けてカウンターバランスタイプとリーチタイプの2種類があります。
カウンターバランスタイプ
カウンターバランスタイプは、最も一般的なフォークリフトです。
座って運転するタイプで操作が簡単です。車体後方にカウンターウェイトという重りを設けることにより、リーチ型よりも安定性があり、重い荷物を運ぶのに適しています。また、屋内外問わず使用することができます。
リーチタイプ
リーチタイプは、立ったままレバーを操作して運転するタイプです。
マストやフォークを前後に移動させることができます。荷物を持ち上げる際には、フォークを前方に伸ばしてバランスを取ります。カウンターバランスタイプよりも小回りが利き、狭い場所での作業に適しています。
燃料タイプで選ぶ
フォークリフトには、大きく分けてバッテリー式とエンジン式の2種類があります。
バッテリー式
排気ガスが発生しないため、密閉された倉庫内でも⽐較的安全に使⽤できます。
また、エンジン式に⽐べて騒⾳が少なく、住宅地や夜間での使⽤にも適しています。エンジン式に⽐べて保守点検箇所が少なく、故障や修理も少ないため、ランニングコストが安いというメリットがあります。
一方で車両価格やバッテリー交換費用が比較的高くなります。主に屋内倉庫や食品加工業、部品製造業などで人気があります。
エンジン式
エンジン式フォークリフトは、ディーゼル、ガソリン、LPGなどの燃料を動力源として動きます。
バッテリー式フォークリフトに比べてパワーがあり、充電が必要ないため長時間の連続運転が可能です。中・⼤型のフォークリフトには主にディーゼルエンジンが、⼩型のフォークリフトには主にガソリンエンジンが利用される傾向があります。
ディーゼルエンジン
ディーゼル式は力(回転力・トルク)が強く、長時間の連続運転に適しています。また、排出量が少なく、燃費が良いため、ランニングコスト削減にも効果的です。そのため、屋外で重量物を運搬する必要があるような場所では、ディーゼル式フォークリフトがよく使用されています。一方で、ガソリン式よりも稼働音や振動が大きい傾向があります。また車両価格はガソリン式よりも高い傾向があります。
ガソリンエンジン
一般的にガソリン式フォークリフトは、ディーゼル式フォークリフトよりも車両価格が安いですが、他の動力と比べてランニングコストが高い傾向があります。主に製造業や物流会社、農家などで人気があります。
アタッチメントとは
アタッチメントとは、運ぶ荷物や作業内容に合わせて、作業効率を上げるためフォークリフトに取り付けるオプションです。
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また、レンタルや中古車購入との比較も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。