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カウンターフォークリフトの特徴や種類、操作方法を紹介!リーチフォークリフトとの違いも解説!

カウンターフォークリフトの特徴や種類、操作方法を紹介!リーチフォークリフトとの違いも解説!

「カウンターフォークリフトの運転って難しそう」

「リーチフォークリフトとの違いがわからない」

 

カウンターフォークリフトの導入を検討している人の中には、上記のような疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。

 

カウンターフォークリフトは、倉庫や工場での作業効率化には欠かせません。

 

しかし、カウンターフォークリフトを安全に運転するためには、正しい知識と技術が必要です。

 

そこで本記事では、カウンターフォークリフトの特徴や種類、操作方法をわかりやすく解説します。

 

合わせて、リーチフォークリフトとの違いや、カウンターフォークリフトの中古相場などについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

本記事を読めば、カウンターフォークリフトの運転に自信が持て、導入する決心がつくでしょう。

 

なお、中古のカウンターフォークリフトを探している方は、中古フォークリフト専門店の「ハナフォークリフト」へぜひお問い合わせください。

カウンターフォークリフトの特徴

カウンターフォークリフトの特徴は、下記の通りです。

 

  • 自動車のように座った姿勢で運転できる
  • ラインナップが豊富にある
  • 重量物も安定して運べる
  • 走行速度やフォークの上昇速度が速い
  • 屋外でも使用できる

 

次項で各特徴について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

自動車のように座った姿勢で運転できる

カウンターフォークリフトは、乗用車のように座った姿勢で運転できるため、初めて使用する人でも扱いやすいのが特徴です。

 

運転方法が乗用車に近いため、特別な操作技術が必要なく、感覚的に操作できます。

 

また、運転席の視界も広いため、作業中の安全性を高められる点もメリットと言えるでしょう。

ラインナップが豊富にある

カウンターフォークリフトは、積載量や動力源の種類が豊富です。

 

積載量は0.5トンから40トン超まで、動力源はエンジン式、バッテリー式、燃料電池式など、様々な種類から選べます。

 

そのため、作業内容や現場の環境に合わせて、最適な1台を選べるのが強みと言えるでしょう。

重量物も安定して運べる

カウンターフォークリフトは、車体の後部に重り(カウンターウエイト)が取り付けられているため、重量物を運搬しても車両が転倒しにくい構造になっています。

 

そのため、大きな荷物や重たいものでも安定して運搬できます。

 

ただし、車体が大きく小回りが利かないため、狭い場所での使用には向いていません。

走行速度やフォークの上昇速度が速い

カウンターフォークリフトは、走行速度やフォークの上昇速度が速いのも特徴です。

 

そのため、リーチフォークリフトなどに比べて作業効率が高く、短時間で多くの荷物を運搬できます。

 

特に、効率の良い作業が必要な、物流や生産現場での利用に適していると言えるでしょう。

屋外でも使用できる

カウンターフォークリフトは、タイヤが大きく車両安定性が高いため、屋外での使用も可能です。

 

砂利道や小さな凹凸があるアスファルトなど、様々な路面環境に対応できるのが魅力です。

 

そのため、屋外での使用頻度が高い現場には、特におすすめと言えるでしょう。

カウンターフォークリフトとリーチフォークリフトの違い

出典:ハナフォークリフト

 

カウンターフォークリフトとリーチフォークリフトの違いは、下記の通りです。

 

項目

カウンターフォークリフト

リーチフォークリフト

運転姿勢

自動車のように座って操作

立った姿勢で操作

フォークの伸縮

フォークは固定

アタッチメント不要で伸縮可能

小回り性

大きいため小回りが効かない

小型で小回りが効く

積載量

大きい(0.5トン〜40トン超)

小さい(最大3トン前後)

得意とする作業環境

屋外や広い作業場での使用

狭い屋内での使用に最適

 

カウンターフォークリフトは、大きい荷物や重量物を運べますが、車両サイズが大きいため、屋外や広いスペースでの作業に向いています。

 

一方で、リーチフォークリフトは、フォークの伸縮が可能で小回りが効くため、狭い倉庫や屋内作業に向いています。

カウンターフォークリフトの種類(動力源)別の特徴

出典:ハナフォークリフト

 

カウンターフォークリフトは、動力源の違いによって下記3つの種類があります。

 

  • エンジン
  • バッテリー
  • 燃料電池

次項で動力源別の特徴を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

エンジン

エンジン式のカウンターフォークリフトは、バッテリーや燃料電池と比較して高出力が得られるため、重い荷物を長時間運搬する現場での使用に適しています。

 

しかし、ガソリンやディーゼルを使用するため、燃料費やオイル交換などのメンテナンスコストがかかります。

 

また、排気ガスが出るため、屋内での使用には不向きです。

 

そのため、エンジン式のカウンターフォークリフトは、屋外での使用が多い現場におすすめと言えるでしょう。

バッテリー

バッテリー式のカウンターフォークリフトは、燃料コストが低く、排気ガスが出ないため、室内での作業に向いています。

 

しかし、バッテリーが劣化すると、稼働時間が短くなったり、高額な交換費用が発生したりする可能性があります。

 

そのため、バッテリー式のカウンターフォークリフトの場合、バッテリーの定期的なメンテナンスが重要です。

燃料電池

燃料電池式のカウンターフォークリフトは、燃料効率が高く長時間の稼働ができるうえ、排気ガスが出ないため室内でも使用できます。

 

しかし、導入コストが高いため、初期投資が大きくなる点がネックです。

 

また、水素ステーションの整備が進んでいない地域での利用も難しいと言えるでしょう。

 

そのため、長時間稼働が求められる現場には向いていますが、基本的には用途に合わせてエンジンまたはバッテリーのどちらかを選ぶのが無難です。

カウンターフォークリフト車体の各部名称と役割

カウンターフォークリフト車体の各部名称と役割は、下記の通りです。

 

各部名称

役割

マスト

フォークを上下に動かす役割を担う

ヘッドガード

上から物が落下してきた際に、運転者を保護する役割を担う

リフトチェーン

フォークを上下に動かすためのチェーン

リフトシリンダ

フォークを上下に動かすための油圧シリンダ

チルトシリンダ

フォークの角度を前後に調整するための油圧シリンダ

カウンターウエイト

フォークに重い荷物を積んだ際に、フォークリフトが前傾するのを防ぐ

バックレスト

荷物が後方に倒れるのを防ぐ役割を担う

フォークレール

フォーク(ツメ)を取り付けるためのレールで、フォークの位置を調整する役割を持つ

フォーク

パレットや荷物を持ち上げるための部品で、ツメとも呼ばれる

駆動輪(前輪)

フォークリフトを前進・後進させるための車輪

操向輪(後輪)

フォークリフトを左右に方向転換させるための車輪

 

各部の位置や役割などを理解し、カウンターフォークリフトを安全に取り扱う参考にしてください。

カウンターフォークリフトの操作方法と運転席周りの各部名称

カウンターフォークリフト運転席周りの各部名称と操作方法は、下記の通りです。

 

各部名称

役割

操作方法

ハンドル

車両の進行方向を調整するためのもの

車のハンドル操作と同様

前後進レバー

車両を前進や後退させるためのレバー

前に倒すと前進、後ろに倒すと後退する

サイドブレーキ

停車時に車両を固定するためのブレーキ

ペダルを押し込む

※手で引っ張るタイプもある

クラッチペダル

※ミッション車のみ

ギアチェンジの際に使用するペダル

アクセルを離してクラッチを踏みながらシフトチェンジを行う

ブレーキペダル

車両を停止させるためのペダル

車のブレーキ操作と同様

アクセルペダル

車両を加速させるためのペダル

踏み込むことで車両が前進または後退する

サイドシフトレバー

フォーク(ツメ)を左右に動かすためのレバー

レバーを前後に動かす



チルトレバー

フォークを前後に傾けるためのレバー

レバーを前後に動かす

リフトレバー

フォークを上下に動かすためのレバー

レバーを前後に動かす

ホーン

周囲の作業員や車両に対して警告を発するためボタン

押す

 

各部の役割や操作方法を正しく理解すれば、効率的かつ安全にフォークリフトを扱えます。

 

とはいえ、上記の各部名称や操作方法は、一般的なカウンターフォークリフトの場合で、機種によって多少異なる場合があります。

 

そのため、ご自身の使用するフォークリフトのマニュアルを必ず確認してから、安全に作業を行いましょう。

カウンターフォークリフトを運転する際のコツ

カウンターフォークリフトを運転する際のコツは、下記の通りです。

 

  • 急発進、急ハンドル、急停止は避ける
  • 走行時はフォーク(ツメ)を少し後ろに傾ける
  • タイヤの動きを理解する

 

次項で各コツについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

急発進、急ハンドル、急停止は避ける

急発進や急ハンドル、急停止は、荷物の落下や車両の横転など、重大な事故を引き起こすリスクがあります。

 

フォークリフトは重量物を運搬しているため、常に周囲の状況に注意を払い、ゆっくりとした操作が安全運転の基本です。

 

特に急な動作は車両のバランスを崩しやすいので、慎重な操作を心がけましょう。

走行時はフォーク(ツメ)を少し後ろに傾ける

フォークを平行や前傾にしたまま走行すると、下り坂や登り坂で引っかかるリスクがあります。

 

そのため、走行時はフォークを少し後ろに傾けるのが基本です。

 

ただし、荷役作業中はフォークを傾けすぎると荷崩れの危険があるため、状況に応じて適切な角度に調整しましょう。

タイヤの動きを理解する

カウンターフォークリフトは後輪で方向を変える構造のため、乗用車とは異なる操作感覚が求められます。

 

後輪操舵の特性により、外輪差が大きく生じるため、狭いスペースでの操作には注意が必要です。

 

そのため、狭い通路や障害物の近くで作業を行う際は、十分なスペースを確保し、慎重に操作しましょう。

カウンターフォークリフトの免許は運転するときに必要?

カウンターフォークリフトを運転するためには、特定の免許を取得する必要があります。

 

最大積載荷重1t以上か1t未満かによって、取得すべき免許が異なります。

 

それぞれの条件と取得方法について下記にまとめました。

 

免許の種類

フォークリフト運転技能講習

フォークリフト運転特別教育修了証

条件

最大積載荷重1t以上のフォークリフトを運転する場合

最大積載荷重1t未満のフォークリフトを運転する場合

取得方法

技能講習を実施している機関(教習所や運送会社など)で受講

特別教育を実施している機関(教習所や運送会社など)で受講

費用の目安

2~5万円

1~3万円

期間

4日間程度

1~2日間

 

フォークリフト運転技能講習は、より高度な運転技術を習得するための講習で、大型のフォークリフトを運転する場合に必要です。

 

一方で、フォークリフト運転特別教育は、小型のフォークリフトを運転する場合に必要となる、基本的な運転操作を学ぶための講習です。

カウンターフォークリフトの価格は?

カウンターフォークリフトの価格は、メーカー、年式、積載量、オプション装備など、様々な要素によって大きく変動します。

 

新車の場合、業界を代表するトヨタL&Fのカウンターフォークリフトは、400〜500万円程度が相場です。

 

一方で、中古車であれば、より幅広い価格帯で入手可能です。

 

状態の良いものであれば200万円程度と高額になりますが、比較的状態の良い中古車でも50万円前後から購入できます。

 

例えば、フォークリフトの中古車専門店では、様々なメーカーの中古フォークリフトが販売されています。

 

ハナフォークリフトも、中古フォークリフトの販売を行っている専門店の1つです。

 

ハナフォークリフトでは、様々なメーカーの中古フォークリフトを取り扱っており、お客様のニーズに合った1台を見つけられます。

 

詳しくは、ハナフォークリフトの公式サイトをご覧ください。

 

カウンターフォークリフトに関するよくある質問

カウンターフォークリフトに関するよくある質問は、下記の通りです。

 

  • カウンターフォークリフトにフォーク伸縮機能が付いているものはある?
  • カウンターフォークリフトとリーチフォークリフトの運転が難しいのは?
  • カウンターフォークリフトの中古相場は?

 

次項で各質問について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

カウンターフォークリフトにフォーク伸縮機能が付いているものはある?

カウンターフォークリフトには、標準ではフォークの伸縮機能は付いていませんが、専用のアタッチメントを使用すれば伸縮機能を追加できます。

 

例えば、フォークスライダーというアタッチメントを取り付ければ、フォークを前後にスライドさせられるので、狭い場所でも効率的に作業を行えます。

カウンターフォークリフトとリーチフォークリフト運転が難しいのは?

一般的に、カウンターフォークリフトの方が運転しやすいと感じる方が多いです。

 

カウンターフォークリフトは、自動車のように座って運転するため、比較的扱いやすいです。

 

一方で、リーチフォークリフトは、立った状態で運転するため、慣れるまで時間がかかる場合があります。

 

特に、フォークを伸縮させながらの作業は、難しいと感じる方も多いでしょう。

 

カウンターフォークリフトを導入して作業効率を向上させよう!

出典:ハナフォークリフト

 

カウンターフォークリフトは、自動車のような運転姿勢で操作しやすく、重量物を安定して運べるため、倉庫や工場などの荷役作業において欠かせない存在です。

 

また、動力源の選択肢も豊富で、エンジン式、バッテリー式、燃料電池式など、作業環境や用途に応じて最適な機種を選べるのも大きなメリットです。

 

屋外でも使用できるため、幅広い現場で活躍します。

 

運転の際のコツとしては、急発進・急ハンドル・急停止を避けたり、フォークの傾斜を調整したりすれば、より安全かつ効率的に作業が進められます。

 

なお、中古のカウンターフォークリフトを検討している方は、ハナフォークリフトがおすすめです。

 

ハナフォークリフトでは、お客様のニーズに合わせた中古フォークリフトを多数取り揃えています。

 

ご希望の条件(動力・トン数・ご利用用途など)を伺えましたら、おすすめのフォークリフトをご案内するので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

お問い合わせフォームはこちら

お電話:0794–82-8807(平日9:00〜17:00)

 

ディスクリプション

カウンターフォークリフトの特徴や種類、操作方法を徹底解説!リーチフォークリフトとの違い、各部名称、必要な資格まで幅広く解説。初心者でもわかりやすく、安全に運転するための知識が満載です。購入を検討している方が気になる価格も掲載。

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